美術館からのお知らせ
影絵の仕組み
影絵を見たことがある方はわかると思いますが、光と影のコントラストやシルエット、色彩が非常に豊かで、とても綺麗な絵画です。
影となる黒い部分、お客様に黒い紙を使用しているのですか?とよく質問されますが、実は黒く見える部分の殆どが白い紙で作られているんです。
上の絵でいうと窓枠の部分ですね。光の透過によって色の鮮やかさから色まで違ってくるというのは、影絵の魅力の一つと言えるのではないでしょうか。
厚いところで十何枚もの紙が重なる藤城清治氏の作品。紙を何重にも重ね、層を作ることで作品の奥から照らし出す光の透過率をわずかながらに変えていき、微妙な陰影を作ります。
当館に展示している作品は藤城清治氏の初期の作品が多く、皆様が一度は聞いたことのある「つるの恩返し」や「傘地蔵」など童話をモチーフにした作品や小人の登場するメルヘンチックな作品が多く、どこか懐かしさを感じることの出来るのも作品の力はもちろんですが、作品の後ろから照らし出す逆反射の作用なのかもしれません。
キングスウェルで生はちみつ販売いたします
明日、山梨県の甲斐市にありますキングスウェルにて森の駅昇仙峡で販売している山梨県産生はちみつの販売を行います。
大谷康子さんのバイオリンチャリティーコンサートも行います。10時30分より16時まで販売を開始いたします。
その他にも山梨県の物産品を色々と販売しておりますので、ご覧ください!(^^)!
路線バスが運行再開まであとわずか!!
昨年の12月より休止していました昇仙峡行きの路線バスですが、4月1日より運行再開致します(^^♪
甲府駅より出発し、終着は影絵の森美術館の駐車場に止まります(^^♪バス降車から徒歩1分で美術館へご案内です!(^^)!
現在でも、オムニバスが昇仙峡内を周遊してますので、4月以降はオムニバスまたは路線バスをご活用の上。昇仙峡観光を満喫ください!(^^)!
昇仙峡のゆるキャラ登場!?
昇仙峡に新しくゆるキャラの登場です(^^♪
昇仙峡公認ご当地キャラ!!その名も「しょうせんきゃっと」!!
永遠の7ヶ月の子猫なんです(^^♪体重もほうとうの鍋3つ分と山梨らしさ全開(^^)
安産祈願に健康祈願、金運アップと恋愛成就というパワースポット昇仙峡らしく大変ご利益のあるマスコットキャラになっています(^^)/
今後の昇仙峡のイベントに、もしかしたら来てくれるかも!?
昇仙峡のイベントと言えば4月14日・15日にほうとう祭りが開催されます!
今年度も多種多様なほうとうが一堂に集結!キムチにチーズにとお祭りでしか味わうことの出来ないほうとうもありますよー!(^^)!
【日時】 4月14・15日 11時~15時
【場所】 昇仙峡滝上市営駐車場(影絵の森美術館から徒歩3分)
チケット制 1枚200円 6枚綴り1000円
沢山のお客様の来場をお待ちしておりまーす!(^^)!
影絵の森美術館 影絵の世界 ~その1~
影絵と言われると白と黒、モノクロの絵画を想像しませんか?もしくは光を当てた手の影を犬に見せたり蝶々に見せたり…
私自身、昇仙峡影絵の森美術館で働き、実際に影絵を見るまでは上に書いたようなモノクロの影絵を想像していました。
まだ当館に来たことがないお客様は私が初めて藤城清治さんの影絵を見たときと同じようにびっくりされると思います。
今回は当館に展示してあります藤城清治先生の作品を一部ですが、影絵の説明と共にご紹介させていただく事とします。
通常の美術館と大きく異なる点は展示室内が暗いということでしょう。
展示してある絵の後ろ側、つまりお客様の立っている側と反対側から光を当てて作品を見ます。
逆光線で作品を見ることで影絵の美しさを感じることが出来るんです。
浮かび上がるシルエット、色彩の豊かさなどは影絵の魅力の一つであり、特徴でもあります。
光の透過率まで緻密に計算された作品は、優しい雰囲気が感じられ、心が温かくなるような気さえします。
大胆な構図、細かなディテールはポスターなどでも見ることが出来ますが、この優しい雰囲気、淡い光や温かみは原画でしか見ることが出来ないものであり、言葉で表現するのも非常に難しいのです。
それは、私自身が当館で初めて作品を見たときに思ったことであり、来館されたお客様の多くが同じ思いをすることでしょう。
今回のブログに掲載されている作品は2点とも影絵の森美術館で原画を展示している作品です。
雨が降り紫陽花の奥にかすんで見える電車の淡い光、沢山の色鮮やかな小人によるオーケストラ。昇仙峡へ観光に来た際には、今回の話を思い出し、当館で原画と見比べて見て下さい!
伝統工芸の良さ(^^♪
影絵の森美術館の売店でも販売しています山梨県の伝統工芸品「印伝」。
鹿革を鞣し、漆を塗った商品はいつまでも飽きないデザインです。鹿革は動物の中で、人の肌に一番似ているらしく使うことでどんどん手に馴染んでいくんです(^^♪
私も財布に名刺入れは印伝のものを利用しています(*^▽^*)
県外で名刺入れを出すと印伝と築いてくれる方が多いので、山梨の誇る伝統工芸品だなと改めて実感します(^^♪
売店にて様々なデザインの商品がありますので一度覗いてみて下さい!(^^)!