◎竹久夢二
本当に毎日毎日、寒い日々が続いておりますね…。
皆さん、本当に風邪や、インフルエンザ等にお気を付けくださいね
話は変わりますが、ここ昇仙峡影絵の森美術館では、影絵作家の藤城先生や、貼り絵作家の山下清の他にも、
内海桂子先生や、安井康二、竹久夢二など、数々の作家さんの作品を展示しております❁
そんな数々の作家さんの作品は、作家さん一人一人の活動や、生涯などを少しでも知っていると
より楽しむことができますよね
ということで、今回は少しだけ、竹久夢二について書かせていただきたいと思います<(_ _)>
竹久夢二といえば、「夢二式美人画」と呼ばれる美人画が有名で、その中でも「黒船屋」という、着物を着た女性が黒猫を抱いている
作品は、とっても有名で、ご存知の方も多いと思います。
まつ毛が長く、どこか切なげな表情をしていて、細身ですらっとした体つきが特徴的な「夢二式美人画」ですが、これは、ある人がモデルとなって
誕生したそうなのです。
そのモデルとなった、ある人、というのが「岸他万喜(きしたまき)」という女性です。夢二の作家人生の中で、大きく影響している
女性が三人いるのですが、その中の一人になります。
夢二は17歳で家出をし、上京。東京の大学に通いながら、絵を描き続け、画家として活動し始め、
ある日、早稲田で、葉書屋を営んでいた他万喜と出会います。
夢二は美しい他万喜にひかれていき、二人は結婚。
他万喜には夢二と結婚する前に、死別した夫がおり、その前夫が日本画家であったため、日本画の知識があった他万喜に
夢二は指導してもらい、夢二は技量を発揮。その時に他万喜がモデルとなり、「夢二式美人画」が誕生したそうなのです!!
「夢二式美人画」で有名な夢二の作品にはそんな裏話があったのです、皆さんはご存知でしたか…??
まだまだ、夢二の生涯については書きたいことは沢山あるのですが…
長くなってしまったので、今回はここまでで終わらせていただきます…(´;ω;`)
また、夢二については書かせていただきます…(`・ω・´)ゞ
皆さんも気になった方は少し調べてみて下さいね
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