「内海桂子」
内海 桂子
内海桂子の軌跡
千葉県生まれ、浅草育ち。
14歳で初舞台を踏んで以来、今日まで演芸の世界にて第一線で活躍し続けている。
平成9年から48年間続いた内海桂子・好江の女流漫才コンビは、芸風も多様で貴重な存在であった。
その後も演芸の舞台を中心にテレビ・映画への出演、著書の出版など幅広い分野で意欲を示し、特に80歳から始めた絵画の制作は熱心で、個展の開催も積極的に行っている。
日本映画学校の講師や若手芸人の指導育成にも尽力中であり、まだまだ衰えを知らない。
現在は社団法人漫才協会の名誉会長職にある。
略歴
大正11年 9月12日生まれ
昭和13年 高砂家とし松と漫才初出演
昭和25年 内海好江とコンビ結成
昭和33年 NHK漫才コンクール優勝
昭和36年 芸術祭奨励賞受賞
昭和55年 日本芸能実演家団体協議会功労者表彰
昭和57年 芸術選奨文部大臣賞受賞
昭和62年 日本放送園芸大賞功労賞受賞
平成元年 紫綬褒章授章
平成2年 浅草芸能大賞受賞
平成6年 第45回放送文化賞受賞
平成7年 勲四等宝冠章授章
平成10年 漫才協団会長に就任
平成14年 銀座三越にて初個展開催
平成17年 社団法人漫才協会初代会長に就任
平成19年 同協会名誉会長に就任