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菊❁
10月下旬から咲き出す菊は、古くから秋の花とされ、様々な物の意匠として多く用いられてきました(´-`).。oO
先日、トンボは甲州印伝の柄としてとても有名だと、書かせていただきましたが、
菊も甲州印伝の柄として多く用いられています❁
甲州印伝の柄には、ひとつひとつ違う意味が込められている、ということも書かせていただいたのですが、
菊がモチーフとなっている柄はいくつかあり、やはりそれぞれ少しづつ違った意味や願いが込められています
菱菊柄、代わり菊唐草柄、菊柄などなど…が
菊をモチーフとした柄になっています
菊は、ある中国の故事から不老長寿の象徴とされ、悪霊を取り祓う意味があります❁
菱菊柄は、菊柄の持つ、不老長寿や悪霊を取り祓うという意味と共に、柄の形が菱型になっていることから、厄除け、魔除けの意味も持っています。
代わり唐草柄は、菊も唐草も不老長寿を表す柄の為、長寿を願う吉祥文様とされています!
全て共通して、菊をモチーフとしているのですが、やはり柄一つ一つに違う意味や願いが込められている、
とっても魅力的な甲州印伝❁
皆さんも甲州印伝の柄に込められた意味や願いを調べてみて下さい!!
そんな意味があったんだ…と感動すると思いますよ❁