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セリグラフ...
先日、版画の種類についてリトグラフとはどういうものか書かせていただいたのですが、
今回はその続きという事で、セリグラフについて書かせていただきたいと思います。。
セリグラフもまた、リトグラフと同様、版画技法のひとつで、絹や合成繊維のスクリーンを枠に張り、絵が描かれていない部分を
何らかの方法で目止めし、インクが通らないようにした後、インクをのせ、スキージと呼ばれる幅の広いへらで圧力を加え、目止めされていない部分
からインクを通し、紙に刷り込んでいく、という技法です(わかりにくくて申し訳ないです…)
インクが濃く厚く印刷されるため、明確な色彩表現ができ、大量、高速印刷に適しているみたいです
また、画像処理も自由自在で、曲面や立体への印刷が可能なことから、
版画以外でもいろんな分野に活用でき、金属や布などにも刷ることができるので、私たちの身近なものにも色んなものに
使用されているそうです!!
使用される色数=版の数だそうで、手間と時間のかかっているそうですよ…
時間や手間がかかっている分リトグラフ同様、美しい作品に出来上がるんですね。
影絵の森美術館売店では、山下清のセリグラフを取り扱っているため、
昇仙峡へお越しの際は、ぜひ影絵の森美術館の売店をのぞいてみて下さい!!
山下清の作品が原画同様の美しさで楽しめますよ!!