夏といえば。。。その2
6月も残り二日となってしまいました(-_-;)
つい先日まで、昇仙峡では上に一枚羽織らないと肌寒いくらいだったのですが
最近は本当に蒸し暑く、「あ~夏だ…」と改めて実感させられます。。!!
先日、「夏といえば」という事で、山下清の花火の作品について書かせていただきましたが、
今回は、藤城先生の作品について書かせてください<(_ _)>
藤城先生の作品の中で、「これは夏にピッタリな作品だなあ」としみじみ思う作品は
いくつかあるのですが、その中でも、私が一番好きな作品「線香花火」について書かせて頂ければ、と思います( *´艸`)
「線香花火」は東京電力のコマーシャルでも使用されていたので、
ご存知の方も多いと思うのですが、本当に圧倒される美しさなんです。。。
木の枝に腰掛けるこびとが一人、線香花火をしている作品なのですが、なんといってもその色使い。
闇夜をぱっと照らす線香花火の美しさ、儚さを本当に忠実に美しく表現さえれていて、はっと息をのむ美しさなんです。
こびとのまわりを飛び交う蛍は、ふわふわと優しくその空間を包んでいて、水面に反射して映る、線香花火からは
火種がいつ落ちてしまうんだろうかという、わくわくと切なさを表現しているかのようで、私は個人的に本当に大好きなんです。
夏だからこそ、こういった「夏にピッタリな作品」をみていると、情景がすぐにぱっと浮かんだり、
色んな事を感じられたりするので、本当におもしろいですよ!
そんな素敵な影絵を作り出す藤城清治先生の作品は、昇仙峡影絵の森美術館に
50点ほど展示されていますので、
私のこの語彙力のない説明で、少しでも見てみたい!!
と感じて下さった方は、どうぞ、昇仙峡影絵の森美術館へお越しください
藤城先生の作り出す影絵の美しさ、魅力を全身で感じて下さいね!!